CUIってアレルギー
洋画に出てくるスパイとかハッカーとかのアレ
生まれて初めて触ったパソコンはWindows98。ただの消費者としてパソコンを使うのであれば、もう、コマンドプロンプトなんて要らない時代だった。マウスをカチカチしているだけで、アプリの起動もフォルダの移動もなんだって出来た。ゲームだってそうだ。例えば、マインスイーパーをCUIでプレイしている人なんて(きっと)いない。それに、マウスのフォルムもいい。優美な曲線を描きながら自然と掌にフィットする。クリック音は軽快だし、ホイールを転がしているとなんだか童心に返っている気がして、ずっと触っていたくなる。
だから、CUIが苦手なのも仕方ない。
言い訳はここまでにしよう。
つまるところ、コンソールでコマンドを打つ作業が嫌だという話で、それはプログラミングに触れてこなかった一般人にとって、ごくありふれた、当たり前の感想だと思う。ディレクトリの遷移にキー入力を要求されるなんて到底信じられないし、アプリの起動だってアイコンをダブルクリックするわけじゃない。
ただ、実際のところ、思っていたよりも要求されるコマンドは(まだ!)難しくなかった。
pythonの起動
ターミナルを起動して、pythonを呼び出してみる。
$ python
これだけ。
$ python Python 3.7.1 (default, Dec 14 2018, 13:28:58) [Clang 4.0.1 (tags/RELEASE_401/final)] :: Anaconda, Inc. on darwin Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>>
なんだかごちゃごちゃ出てくるけれど、とりあえずはこれでpythonが使える。
本を読みながら勉強をしてみれば、多少、実感が湧いた。